2009年12月27日

かたちがないもの

大切なものがあった。

大切さを伝えようと、それに形を付けた。
色を付けて、目立つようにした。
良いところを大きく見せた。
嫌なところを隠してみせた。

大切なそれは、歪なただの醜いだけのものになった。

……形がないから、大切に出来た。

ただ、それだけのこと。


だけど。
誰かの作った大切なそれは、
歪でも、不思議と心が動いたんだ。
醜くても、愛せると思ったんだ。
茶番だと笑いながら、瞳は涙を流していたんだ。

でも。それでも。
やはりそれは、ただ、それだけのこと。
posted by 切羽詰真瑠 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 情緒不安定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/136668301

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。