イラスト:徒花スクモ
発行:メディアワークス
有川浩ハードカバー3冊目。
始めに「図書館の自由に関する宣言」っていうのが有るんですが、それぞれが一章としてまとまっています。
一、図書館は資料収集の自由を有する。
二、図書館は資料提供の自由を有する。
三、図書館は利用者の秘密を守る。
四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る。
具体的にはこんな感じ。目次もそのまんまなのがちょっと面白い。
しかもそれぞれ反映してるような内容。
お話は、メディアの規制がとてつもなく厳しくなった世界、というか時代の話。
図書館では規制されるものも読めるよ。
みたいな話、詳しくは読んでくれ。
読んでる最中にも思ったけれど、案外バカに出来る話では無いと思う。
現状だって規制しているものはあるんだから、これはきっと過剰といえど延長線上に存在する未来の話、ある種SFととらえてもいいんじゃないかと。
よく考えるとSFとは大部違うんだけどね。
一言で感想を言うならめちゃくちゃ格好いい。
こう、色々と今のメディアに対してのマスメディアの報道の仕方だとか、規制はどうだとか、色々と考える面も結構あるんだけれど。
それ以上にみんな格好良すぎです。
そしてそのかっこよさが面白さに繋がっていく感じで、素敵すぎ。
まぁ、全部格好いいのでそれはひとまず置いておいて。
上記した考える面って言うのもかなり大きい。
今の規制への動きへの牽制というか、作者自身の意見も反映されてるんだと思うけど。
子供と犯罪とメディアの関連性みたいなものはかなり今も言われる事だけど、それ自体を取り上げていたりもするし、是非ともこの本みたいに子供達の意見って言うのを取り上げて欲しいなぁ…。
規制されるものにおいて全てがそうじゃないんだろうけれど、なんか適当にとりあえず規制しておけばいいんだろう、みたいなそんな感じが窺えて本当に嫌だよなぁ。
まぁ、軍隊っぽいかっこよさ、メディアへの話、それ以外にも本の良さだとか、恋愛だとか詰まってて、いやあ、面白い。
作者はどうやら月9を意識したらしいですが、それはちょっと無理が有るかなぁ、なんて思いつつ、是非やっていただきたいっ!
残念なところをあげるならば、郁とその両親のやりとりが出なかったことかなぁ、初めがその手紙で始まるんだから〆も少しは出てきて欲しいというか出てくるだろうと思っていたばっかりに出ないのが驚き。
9/10
続きものとしてならば10なんだけど多分続編とか無いからそういう意味ではちょっと足りない感じ。というか両親出して。
格好良さにエンターテイメントを感じて。
メディア論に考えさせられるところがあり。
それでいて人間模様を楽しく描く辺り凄いよなぁ。
おもしろかったです。


こちらにたどり着いたので・・・。
図書館戦争、続編あるみたいですよ。
9月の10日に発売予定、
「図書館内乱」。
楽しみです。
では、乱文失礼いたしました。
と言うわけで内乱も非常に楽しみなのですが。
ハードカバー高いんですよね…。時間もちょっと微妙な感じなのでどうなるかなー。
それにしてもわざわざありがとうございます。
本の感想は暫く無いでしょうし、あっても僅かなのですが、宜しければ見てやってください。